「奇遇ね 私もよ」

ブレイド３月号感想メモ。


・バガタウェイ　＃５２
１０巻の表紙予想は外れました。
でも、といいますか、勿論、センターカラーでしー様とやよかんが隣り合っていただけで幸せな心地になれました。
おめでたい百合脳です。いや、本当、どうしてここに行き着いてしまったのか……。
本編は、もう、一話にして何度泣かせるんだ、という……１対１の殴り合い、見守る側、残すもの托されたもの。
壁も対比も、たくさんあった小倉戦ですが、ジン先輩の最後の形が、良子先輩とも燈子とも、似たもの同士として肩を並べてくれたのが、とても嬉しい。
まあ、日記タイトルにもつけた良子先輩の台詞は、いやこれプロポーズだろ、と思ってしまう残念すぎる百合脳です（笑）。
最終回後に、彼女たちの今、みたいなのやってくれないかな。やよかんたちが高３辺りで。

・魔法使いの嫁　＃３
ドラゴンの夢。牧師と神父。封筒３枚携えての新婚旅行。
「生きるものが死者を羨むものじゃない」「飛べないきみが飛べなくてよかった」
ああ、やっぱり、この諦念の形、すごく、好きだなあ……。
結局最後に羨ましがった、チセがこれから、変わってゆくだろうことがありありと見える、感じられるのが良い。長く続いて欲しいなあ。

・すみっこの空さん　＃３９
Bwww面www
生まれて初めて買ったのはCDじゃなくカセットテープでしたし、まだお小遣いが月に３桁だった頃、CDからのダビングもお気に入りのリスト作りもカセットテープでした。
つまりぎりぎりで世代なので、いつも以上にノスタルジー時空、……自分は吹き込み系の録音はしませんでしたが、……弟妹の上書きとかあるある、……放送部員ではなかったけど放送委員会は経験してまして、……うわああ……。
いつもの哲学ファンタジーはさておき、最後の、先生の述懐モノローグがすごく好きです。残酷なのにやさしい、錯覚。