日記

いわゆるオタクの趣味語り日記。百合とラノベが主食ですが無節操。書痴。偏愛に妄想、ネタバレや特殊嗜好まで垂れ流してますご注意。 本家は二次創作サイト。

読書メモ。

ちょっと前のとかなり前のと相当前のと……夜中に目が覚めたので突っ込んで更新。相変わらず百合もBLも無節操です。

体調戻らないorz

『葬月記 風沙の章』和泉桂(ラノベ/異国風ファンタジー/アイリス)

女性向というか女子成分皆無というか。ファンタジーの舞台に乗り切れなかったので流石に続きはもういいかなー……敵方のサディストふたり組はちょっと惜しかったですが。

『ファーストステップ』和泉桂(ラノベ/BL)

相も変わらずテクノサマタさんに釣られました。好きなんだから仕方ない。

大型犬属性な大学生航×不器用な宮大工見習い和穂。ひたすらに純情なのが可愛くって(なにせ年下攻だし和穂の意地の張り方も素直だし/何か妙な表現ですが)、おお好みの雰囲気じゃないか! と思いましたがあとがきを読む限り現在の作風はだいぶ変わってらっしゃるようで。……それって葬月記寄りってことですよね……。

『輝石の花』河屋一(ラノベ/ファンタジー)

綺麗な物語でした。良い空気吸ったー、という趣きの読了感。それこそ一夜の語りや吟詠にふさわしいような、ある少女と少年のお話。……いや年長者たちも例に漏れず好きですけどね。ほんの断片の回想が、何せかっこいいんですよ。あと墓前のシーンとかさ。

そして最終章に凄く驚きました。先入観や思い込みが綺麗に裏切られて嬉しい悲鳴。

『小さな国の救世主 3 いまどき英雄の巻』鷹見一幸(ラノベ/ファンタジー)

説教色が強いのはご愛敬。

この熱い展開に乗っていけるうちはついて行きます。ラストの収束、彼らが失脚するのは目に見えてましたが事後処理の仕方がちょっと想定外でもありでも嬉しかったり。

しかしあの展開は正直笑いどころでしたwどんな天恵。

神様のメモ帳 4』杉井光(ラノベ/ニート探偵)

なるほどこっちサイドの物語か。ということは残りふたりの話もいつか来るんでしょうか。ヒロさんはともかく少佐辺りはしっかり少年向けになると思うのですが。個人的にはミンさんにスポット当たると歓喜。そんな短編集出ないかなあ。

どろどろの因縁で、醜い手口で、とてもハッピーエンドとは言えなくて。それでも読者が満足してしまう結末になっているという。柄にもないナルミのかっこよさには唸らされました。腹を据えた奴はかっこいい。ごっこだって良いじゃない。

BLACK BLOOD BROTHERS 1 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 兄弟上陸―』あざの耕平(ラノベ/バトル/吸血鬼)

こっそりとばけらの作家行脚計画。吸血鬼ものは元々好きですしね。淫靡とか頽廃とか頭悪い空気に弱いのも今更。主人公は全く色気の無い少女でしたが。健気な子はそれだけで良し。

異能バトル万歳と読み進めてましたらラストでガツンとやられました。その呪縛で笑顔どうみても……な展開、続きを読まざるを得ないじゃないか。

『Recht[レヒト] 1~2』寺本薫(きらら/not四コマ/近未来ファンタジー)

2巻には割合あからさまに百合要素混入。メインテーマにもなった学園独占欲ものとか異種間主従とか。本筋は恐らく正義漢な落ちこぼれ少年が使い魔的立場の天然健気少女と一緒に頑張る話です。組織上部は勿論きな臭いしたたかう少女はかっこいいし上司ふたりともかなり好みなので全面的に幸せでした。……うん、主従好きだなあ。

『あまだれ! 1』コダマナオコ(青年漫画/高校ライフwith腐女子/百合要素有)

基本的には腐女子ネタやオタク活動を楽しむものですが後半に恐らくざくりと百合フラグが。期待してみて良かった。実はコダマナオコさんの黄薔薇観にだいぶ影響を受けていたりします。江令に令由が共存できてたりするところとか。

まあとにかく、エリカ×有賀を暫くは応援していきます。お嬢様の執着とか男装の麗人が受け手とか……好みなんだよ。