読書メモ。
2013年3月4日 - 2013年3月10日の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:3068ページ
順調に一週遅れ。
『白磁(2)』
『不埒なシスター オムニバス短編集』
『コワイロヘンゲ』
『せつげつか』
『学校ホテル(2)』
『猫の街の子』
『ラブシック (3)』
モリエサトシ祭。
とにかく白磁が!良かった!好き!(笑)
作者コメント「ふたりにはやく幸せになって欲しかった」にうっかり全力で同意してしまったせいで、フェチとポエム感自体はともかく、泥沼や背徳にはあまり心を動かされずじまいでしたが、まあそれはシギサワカヤがいるし(笑)。江國香織の新作も出たし。「読み切るまで次の作品買わない」と決めたせいで、『思いわずらうことなく愉しく生きよ』が全然愉しくないせいで、年単位で詰まってますが……江國香織……。元々長編はあまり得手では無いしなあ。(左岸も数十ページで挫折した。)いい加減、諦めてしまおうかなあ……。
上のタイトルは好きな順に並べてみました。コワイロヘンゲは最終話でやられた。オムニバスはひたすらに楽しかった。(皆どこか不器用で、それを認め合い補い合ってる世界のやさしさあたたかさが、良い。)せつげつかは表題作もさることながら幽霊の話がね! もう本当、卑怯なくらい丁寧に落としてくれましてですね。
『VS!!2 ―史上最悪の怪人―』和泉弐式(ライトノベル)
無難に面白いことの素晴らしさ。
世代交代で変わらないものと、変化し続ける状況の対比がこっそり好き。戦闘と戦う意味自体は実はあまり興味なく、それでも燃えるので楽しく乗っかってます。
「 MEMORY in CHILDREN」
「GOODBYE is not EASY WORD to SAY」
久しぶりに「文章が好きだから」読み返したいライトノベルに出会ったなあ。嬉しいなあ。
野々尾さんのキャラが好き。単発読み切りの世界も好き。
結局、この手の硬質に紛れ込んだ感情の、わかりにくい機微がとても好きなのでしょう。
わかりやすい結末もとても好きですが。魔女とか。
『人生の原則』曾野綾子(エッセイ)
帰省中に、母上の本棚から拝借。
後期高齢者制度に対しての「老人に死ねというものだ」に対して「老人が死ななくてどうするんだ」に盛大に噴いた。そのあとの結末のつけ方も中々好き。
しかし最後まで客観視読み(造語)。
『レガッタ! 水をつかむ』濱野京子(児童書)
ボートにかける青春・女子高・ほんのり恋愛。
百合では無いですが、ひねた友情と絆され方、和解過程にはにやにやできます。かわいかったです。
『ひだまりゼリー』浅野真澄(エッセイ)
全体的に、懐かしく、親しみやすく。良いエッセイ。
『くちびるためいきさくらいろ(2)』森永みるく(百合漫画)
『アップル・ディ・ドリーム 1巻 (1)』城之内寧々(百合漫画)
『少女公団アパートメント (1)』ms(4コマ漫画)
そろそろタイムアップなのでまとめて失礼。どれも続き買おうと思うくらいには楽しかったです。アップル~は思い出補正がんがんにかかってますが。
くちためも、旧版既読だし、1巻は良いか、とおもってたけど……描き下ろしあるなら買ってくるか……。未読だった新作たち、どれも面白かったんだよなあ……。