日記

いわゆるオタクの趣味語り日記。百合とラノベが主食ですが無節操。書痴。偏愛に妄想、ネタバレや特殊嗜好まで垂れ流してますご注意。 本家は二次創作サイト。

よめた

ここ数日のラノベ読書初読系。あとはなろうでいつもの「異世界転移、地雷付き。」。ここで同級生来るか……!と戦慄してましたがフラグだけで終わってしまった。あれ? いやオッブニア編もよかったけども……こうなると旅のどっかで合流してくるのかなあ……

 

機巧少女は傷つかない(2)』海冬レイジ
機巧魔術で人形とバディ組んで学園バトル。勿論背後には大人の事情や各種闇が取り揃えられてる。
主人公が情に厚く考え無しで鉄砲玉なのに従順に組織の犬というのが好きです。(そこ?)あと舞台のイギリス具合ね……近代のあたりで肌に合う書き方珍しいからとても嬉しい……

火目の巫女(3)』杉井光
伝奇系和風古代ファンタジー杉井光デビュー作にして往年の名作ですね。
全3巻、を、1冊ずつ大事に読んでた……というよりは1冊が重すぎたせいで間を開けながらの読書でした。いやーすごかった。よかった。巫女候補や過去の候補者たちの因縁がどろどろと……なってるのは血縁や宿業がメインで、女の鞘当てとかじゃないんだよな。っていうか最終巻で見事な百合ホームランだったよな。いや、これが百合的に評価受けてたことは知ってたんですが1巻のあれはさすがに薄いし2巻のあそこかな……とかおもってたんですよ。これかあ……そっかあ……まあすきですね……

『処刑少女の生きる道(4)』佐藤真登
同行者を殺す/同行者に殺されるための旅は続く。日本から飛ばされてきた異世界人の迫害理由、ものすごい説得力でしたね。正気でやってたとかそういう業が大好物だし今回のパンデモニウムの動機も大変よかった。メイトで買ったので書き下ろしリーフレットが殿下で、先に読んで爆笑していたのですが本編を最後まで読んでからだとあんまり笑えないなこれ……えええ……。本編の殿下もよかったです。こういう人間臭さ好きなんですよ。変な方向に狂っちゃってるメノウ(罪と罰~のくだり好き)もモモ(バト厨なところは割と気に入ってる)もアカリ(ドポジティブな会話は総じて好物)も気に入っているんですが。脇のかのじょたちもよかったよね……

『つないで イエスかノーか半分か番外編(4)』一穂ミチ
BL。映画版で「半分か」を「or maybe?」と訳すセンス、秀逸すぎて唸った口ですお察しの通りです。
このふたりとても好きなので再登板にまずは感謝。本筋も相変わらず文句無しの面白さ。唯一だけど愛してなんかいないというのも相変わらずで大変よい。よかったです。ごちそうさまでした。ベタながら最後の美作の話、めっちゃすきです。