読書メモ。
2012年12月24日 - 2012年12月30日の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:3866ページ
クリスマスイブにもっさり買ってもっさり読む。
年末にちょっとだけ冒険する。
こういう、手の届く範囲の、自分だけで完結する幸せで、充分満足しちゃってるからよくないのかもなあ。
なんて思ってみたり。
でも思ってみるだけだったり。
漫画。
『セックスなんか興味ない 2』きづきあきら/サトウナンキ
さあ捻くれて参りました。
ゆめからさめた、と男の自分なんてダイキライよ、とセンセイへの恩返しと。エロがあくまで「舞台」に過ぎないのが大変好みです。
しかし一番笑ったのはあとがき。あるある…w
『佐藤くんと田中さん-The blood highschool 1』高河ゆん
世代を越えた愛は美味しい。コメディ調なのが惜しい。
『不自由セカイ』コダマナオコ
泥沼万歳。陳腐だからこそ映える世界。
当て馬の高瀬さんが喪女になりそうには全力で同意の上爆笑。これはなる…w
ラノベと少女小説。
『マグダラで眠れ』支倉凍砂
屈折と言い訳で彩られた、だからこそ初々しい恋愛。いいぞもっとやれ。
終始地味なのは大歓迎だけど続刊大丈夫なんだろうか。
『対魔導学園35試験小隊1.英雄召喚』柳実冬貴
『武装中学生2045-夏- 1~2』岡本タクヤ
面白かった!ので3巻を自店注文。
良い意味で、何も起こらない学生・軍隊・ファンタジー。残酷な役割分担を各々が受け入れてる様がたまらなく格好良い。
ええと、一言で言うならガンパレ枠です。戦術も大人の思惑もコミコミの白兵戦万歳。
『空に欠けた旋律』葉月双
変速百合。同人界のなるい世界観・ご都合主義が美味しく飲み込めるなら美味しいです。美味しかったです。が続刊は心配。(最近そんなんばっか。)
一途っていいよね。ヤンデレ幼馴染もタラシ不真面目小隊長×生真面目責任者ナビゲーターな上司もいるよ!
『RIGHT∞LIGHT 4』ツカサ
完結。二股エンドどころかハーレムエンド。
あの選択が、とても友月らしかったので、まあ。
『天の花嫁』葵木あんね
ダダ甘、がルルルのお家芸なのだと思うことにしました。バカップル美味しいです。
『is in you』一穂ミチ
BL。文章もキャラも両方好きなのは初め…て?
受の子が敬語に先輩呼びで、気が強い上割り切った爛れ方してて(笑)、つまり脳内は割と槙ゆか。でした。性転換でも両性具有でもおいしいです雑食です。
ストーリーはいつも以上に満足だったので、脳内置換してたのはおまけのエロスのターンくらいですが。邪道極まりないのはわかってます。
その他。
半分くらい既読だった感。両者とも、思ったより読んでるなあ。
『セレモニー黒真珠』宮木あや子
文庫版購入。単行本既読。
描き下ろしがじんわり暖かい系で、お約束なんだけど、この世界観でお約束をやられると……ダメだ卑怯だ…。
でもなんだかんだでお兄ちゃん、への偏愛のインパクトが一番強かった作品でした。
『ハチミツ色の日々』竹中奈津子
養蜂家族のエッセイ。OLな作者の書き慣れてない感が可愛くてにやにやしましたが、そういう楽しみ方をする本では間違いなく無い。
『もらい泣き』冲方丁
ベタな話が好き。だということを痛感。涙腺やばかったのが「金庫と花丸」「化粧をする人」な辺り…ね。人の、人に対する情。「ハンバーグとパンプス」は泣けるとかではなく、好みな話。
オチに未だににやにやする(失礼?w)「爆弾発言」。あとは運転免許の奴とか。つまり総じて楽しかったです。
ちなみに母のお勧め本でした。「冲方丁、天地明察は面白かったけどなんとか言うファンタジーはつまらなかった。でもこれで見直したのでもう少し読んでみようと思う」だそうで。還暦間近だからな母上…屈折気味のオタ向け作品はそりゃ合わんだろうよ…。
『ファルコンヒルの剣の王子―見習いプリンセス ポーリーン』円山夢久