日記

いわゆるオタクの趣味語り日記。百合とラノベが主食ですが無節操。書痴。偏愛に妄想、ネタバレや特殊嗜好まで垂れ流してますご注意。 本家は二次創作サイト。

読書メモ。

他所さまのとある本のレビューに、「本の内容を越えて作者の主張になってしまっている」という一節を見て、あーあの本で感じた違和感はそれか、と腑に落ちました。いやレビュー自体は違う本でしたが。読んだこともないけど(指摘されてる部分を除けば)好意的な評価だし面白そうなので手を出してみようかな。

デルフィニア戦記 第Ⅰ部 放浪の戦士1~2』茅田砂胡(文庫/小説/ファンタジー)

リィが認められるとなんだか凄く嬉しい。認めてくれる彼らはなんだか凄くかっこよく見える。

2巻の原題は黄金の戦女神。こんなに読みやすい王道ファンタジー、久しぶりかも(笑)。一気に突っ走りたいところです。(いや無理ですけど! 気持ちだけは! orz)

『コスモス 二番目に好きなもの』光丘真理(文庫/児童書/再婚家庭)

「まっ白なノートに、不発花火が上がったような線が書かれていた。」

淡くじれったい初恋の物語、らしいですが私にとっては案の定良い家族物。とがりきれない彼女たちが可愛かった。

海ならぬ湖にばかやろーには笑いました。地の文好みなんだけど会話分多くってちょっぴり残念。

『セカンドウィンド Ⅱ』川西蘭(文庫/児童書/スポコン)

真面目な感想は書き始めたら逃避的な意味合いも含めて延々と書いてそうなので略。

とにかく大好きだ。燃える燃える。

『マガツイシ ―凶石―』榊涼介(新書/児童書/サイコホラー)

パシリあきらと優等生綾音が首を突っ込むサイコホラーストーリー。……サイコホラー?

実態は中学生探偵ちょっと危険分過多、な連作。ナパーム弾のできそこないってあんた。教師×生徒はどこまでも王道な良い破局話でした。

時載りリンネ! 4 とっておきの日々』清野静(ラノベ/ファンタジー/短編集)

凪が可愛かったのでそれで良し。

まあそんな感じに「凪、凪、夕凪」が好きでした。あと自由研究の話のようなほのぼのさも良かったです。いかにも短編というかほんのり二次創作のかおりですがw

いつか天魔の黒ウサギ 1 900秒の放課後』鏡貴也(ラノベ/学園/異能バトル)

ばけらの作家陣行脚計画実施中。……うーん。

一応吸血鬼モノ……になるのか……? 異能バトルには間違いないだろうけど。

BLACK BLOOD BROTHERS 2 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 特区鳴動―』あざの耕平(ラノベ/バトル/吸血鬼)

キャラまわり(造形とか立場とか背景事情とか)がいちいち魅力的。冷静な重鎮も傍観派もいるのに熱いなあ。

とらドラ9!』竹宮ゆゆこ(ラノベ/高校生/ラブコメ)

……もはやラブコメの片鱗も有りませんが。シリアス転向は大歓迎なので無問題。

ラストはふたりの物語(だろう)ということもあり、サブの面々がまた凄い。心が揺らぎます(笑)。

『ご主人様は山猫姫 辺境見習い英雄編』鷹見一幸(ラノベ/ファンタジー)

中華なのか中央アジア(遊牧民)なのか、な架空歴史ファンタジー。

珍しくもキャラクター性が前面に出てる構成だな、と思いましたらあとがきに説明がありました。へぇ。

まあとにかく山猫姫可愛かった! です。野生っ児大好き。主人公も自分の本分を理解しているあたりがさらっと凄い。強みだよなあ。

『ハニカム 1』桂明日香(青年漫画/コメディ/喫茶店アルバイト)

にやにやを連鎖させる手管が上手すぎる。爆笑ではなくほっと一息つけるのが良いよね。

この人は暗い作風というイメージがあったのでどうなるかと思ってましたが当たり。妙子さん素敵です。

『放課後オレンジ 3』くまがい杏子(少女漫画/中学生/陸上)

2巻に巡り合えなかったので飛ばして3巻。

ようやく両思い(らしい)、のに部活方面からの問題が襲いかかるわライバルはレベルをあげるわで色々山場。これ舞台が中学なのが問題なだけで凄い王道な少女漫画ですね。頑張れふたりとも。