読書メモ（373）

タグとか諸々の改正はまた次回（酔った）。AAとかは特にないです。

　

『やがて君になる　佐伯沙耶香について(2)(3)』入間人間
２巻が新年初読書。ことしもよろしくお願いいたします。
まずもって、好みな入間人間だー！！というのが前提にありつつの、沙耶香、よかったねえ……という、新CPの話。いっこしたの後輩と。もともとLのなにもしらないおんなのこと。なにもしらないおんなのこと。すくわれる、と、簡単に言ってしまうのは簡単ですが、ちゃんとその差も隔たりも書いてくれてるので大変おいしく。いただきました。「そういえば最近、走っていない。」「なにかに急かされるようなことがまるでなかった。」沙耶香が、……うん、よかった。ここまで踏み込んで描いてくれるノベライズが出たことにまず感謝。
……まあ原作最終巻いまだ読めていないんですけどね…………（台無し

『イエスかノーか半分か ColorBar』一穂ミチ
BL。映画化記念ファンブック。描きおろし2作のうちの最初の「レーザービーム」が、いやあざまあ系でありお仕事相棒（notCP）覗き見CPであり、よかったですねえ……。眼福でした。

『サニティーゼロ』小椋アカネ
「刺されて殺された伊織はロリ娘に一日一回キスすることで生き長らえる身体を得て活動する羽目になりました」～以下花ゆめ（姉LaLa)時空～。前作のTS作品（彼女になる日）が恐ろしく好きだったので年貢を納めましたが、情愛と嫉妬と執着とで全編回る癖にさらっとしていて、大変おいしかったです。黒幕のあの感情とか滅茶苦茶好きです。否定されずにEndとして残ったのがなおのこといい……ずっとあのままメリバしていてくれ……