読書メモ。
3年足掻いてようやく諦めがついたとか単なる気紛れだとか。
そんな感じに割と最新版ですが書けなかった奴は後回しにしました。懲りてない。楽園5号買いに行きたい。
『日本でいちばん大切にしたい会社』坂本光司
バイト先でずっと平積みなので読んでみた。
導入よかったし会社紹介もいいコラムだけど両者が同じ本にパッケージングされてると何故か違和感が(笑)。
面白かったー。明るいばかりじゃないけど真っ暗でもなさそうな現状で一安心。
個人的に、
値段4桁/テキストファイル読み込み/防水機能
がついたら検討します。人様の同人小説とか自分のレポート草稿とかパッと見れたら便利じゃないか……。あと風呂で読書したい。湯船に落とすのはともかく、水はねレベルなら気を使わなくていい設計にしてくれたらとても嬉しい。
『セクシュアリティ 性のテロリズム』S=ヒース
具体例分析を乱射し尽くした挙句最後は宗教になった。
同性愛は何故か女性寄りに偏っていて、……いやフェミニズムの延長で論じたかったからでしょうが、……うーん他の話の方がぶっ飛んでて面白かった。海外百合小説の翻訳はGJ。「こんなことは男相手では体験できない」。前後は気になるけど邦訳出てないよなあ……。
読書メーター未登録だったので追悼。
『乳と卵』川上未映子
何年か前の芥川賞受賞作。うわあ気持ち悪い。(誉め言葉。)
芥川賞って気持ち悪くてなんぼだと思うのです。純文学は受動側は感性で受け取ればいいと思うんだ……。明快すぎるモチーフをぐっちゃぐちゃに弄び続ける女たち。
思い出したかのように光文社古典新訳文庫。
途中まではお経や祝詞並に頭に入って来ませんでしたが、生真面目青年が災難に遭い、グレゴーゴリの悲(喜)劇まで来て俄然面白くなりました。ページにして300ページ。なげーよ。
桐子がかわいすぎてどうしたらいいものか。気が強い力も責任感も強いだから弱い14歳当主とかもうね……!
半年くらいかけてキャンパス文庫の大作読了しました。……新装版刊行されないかなあ……。
『さよならフォークロア』かずまこを
テーマやモチーフが好みだからこそ、1巻に押し込めちゃったのは勿体無いなあ、と。3巻くらいかけてやって欲しかった……!
こっそり主張しておきます。でも箱庭よりは開いた世界の方が得意そうな気も……wこの方の等身大少女が、とにかく好きなんです。