読書メモ。
もういつまでに終わらせるとかいつまでに返信するとか絶対言わない。有言不実行とか本当救いようがない屑だ。
『おいしいコーヒーのいれ方ⅩⅠ 蜂蜜色の瞳』村山由佳(文庫/恋愛小説)
SecondSeasonがスタート。先に「明日の約束」(12冊目)を読んでしまったのはご愛敬。ていうか村山由佳で検索かけても出てこないと思ったら作者表記間違えてるよorz一体何回目だ自分。
「まるで、頭のてっぺんから蜂蜜のなかへと沈んでいくみたいだった。
甘くて、柔らかくて、とろとろに溶けていて――あまりの恍惚と幸福感に、窒息してしまいそうだった。」
良かったねえ、としみじみ思える焦れったさの積み重ね。真摯だからね。嫉妬も綺麗なんですよね。(このあいだも同じこと言った気がする。)
あ、初登場?の幸太くん可愛かったです。
『低温火傷Ⅰ たとえすでに誰かのものでも』狗飼恭子(文庫/小説)
いい加減信者なので堪能したとしか言えない(笑)。
雰囲気小説が駄目な人には絶対勧められませんがこのふよふよした感覚がね。癖になると抜け出せない。
『しにがみのバラッド。』ハセガワケイスケ(ラノベ/寓話/死神)
なんというか小説版・満月をさがして。
……何故か最後までいまいち歯車が噛み合いませんでした……好きな系統のはずなのになあ……。
『BLACK BLOOD BROTHERS 3 ―ブラック・ブラッド・ブラザーズ 特区震撼―』あざの耕平(ラノベ/バトル/吸血鬼)
派手に行ったなー。
敵方が明確なので安心してバトルを堪能することにします。今後少年漫画成分はラノベに頼ろうかなあ……。
『アダルシャンの花嫁』雨川恵(ラノベ/ファンタジー/デビュー作)
年の差と聞いて手を出した少女小説。政略結婚な庶子王弟×和睦相手国第六王女。20歳と10歳。仇と陰謀と意地っ張り。てんこ盛りです(笑)。
終盤の展開がうまかったなあ。後味悪いまま終わりそうなところに入った国王夫妻(の種明かしとバカップルぶり)で救われました。
『ナイトメア・アリス』小野寺明(青年漫画/バトル/ゼロサム)
モチーフは一応不思議の国のアリス。トランプの兵隊に焦点当てるのは珍しい(とはっきり言えるほど詳しくないんだけど)。
どっかから百合電波を受信した気がしたんですが片鱗もありませんでした。……あれ?
『STAR BLACKS 1~2』槙ようこ(少女漫画/近未来ファンタジー)
全2巻。好きな系統ですがりぼんでやるなよ!wという……何と言うか花ゆめに『凍鉄の花』が乗っていた時に似た違和感が……(苦笑)。間違いなく恋愛分よりバトル分の方が多いしそもそも主人公のお相手が見当たらない。一迅社の匂いですね。……大好きですけどね。……ひたすらに打ち切り臭でしたけどねorz
姉弟愛(誇張)に盛り上がって好きな絵柄を堪能できたのでまあそれで良しとします。人間贅沢になりすぎちゃいけない。