せかいはあいいろ
まったくその気なしに読んだ2冊が連続で百合要素を含有していて軽くびびる。いや、おおいに驚く。浸透したなあ……。まあ、今日ちょっと変わった恋愛が書きたいときのネタに使われやすいということは否定しません。事実と受け入れた上で、堪能して楽しむのがしあわせ。こっちが気を揉んだってなにもかわりはしないのです。とかほざきながら読んでました。話がずれた。
あ、その2冊は、先日こっそり投票したライトノベルおすすめで出会った『テルミー きみがやろうとしてる事は』とやっと読めた『おひとり様物語』の2巻でした。谷川史子は1年くらい前にすごい唐突にはまって昔の作品から何から読み漁ったのですが、ここでそのことを書いた記憶はない……読書メーターに登録した覚えもない。去年一昨年はカオスだったからな……いろいろ。主に生き様が。
最近はようやく現実世界に地をつけだした……と、自分では思ってますが。はてさて。
『テルミー』、秘めた(そして思い詰めた)百合にそれ以上の抑圧下な近親愛、さらには憑依とか献身とか、テーマが大小全般好みにまみれていたのですが読了感がどうにも不完全燃焼でした。
うん、これは、「エロゲの体験版をクリアしたときの心境」にとても近い気がする……。
いや別にゲームがエロスである必要性はないんですが……ひとで区切られてるのもルートっぽいしいちばんキャッチーだと思うので採用。ああ羞恥心や葛藤がどんどん削ぎ落とされていく……。
刊行から9ヶ月音沙汰がないらしいですが、つづきをとりあえずしばらく待ってみようと思います。年単位でも別におk。ぜんぜん平気。
だってまだ彼女のハッピーエンドには遠いじゃないか。