読書メモ。
ちまちま。
巷で噂の百合百合少女漫画、近日中に買ってきます。りぼんのはほぼ購入確定ですがなかよしのは……どうしようかな。店頭で考えます。
『西瓜糖の日々』リチャード・ブローティガン/藤本和子(文庫/小説/ファンタジー)
古き良き幻想小説。剣も魔法も出てこないけど、最後まで王道ファンタジーだったように思います。とらえどころの無さ加減が江國香織っぽくて、つまりは好みだったわけですが、翻訳でこの空気を出してしまったのは凄いよなあ……感服。
ふわふわ漂ってたら狂宴で突き落とされました。違和感なく読み進めてた自分に一番ぞっとした。
『海の上のピアニスト』アレッサンドロ・バリッコ/草皆伸子(新書/海外小説)
忘れた頃に桜庭一樹読書日記からのメモ作品。
一押しされてたラストの彼の心情のために駆け抜けました。凄かったし感心もしたけど後味がうわあ……でした。もっとすっきり爽やか良い話、かと思ってたのですが。
『月光』誉田哲也(文庫/ミステリ)
見事な不倫でした(笑)。
心情描写とか人物の行動パターンとか、好みでしたが……ミステリ部分、要らない……w胃と胸が痛くなる……。
お姉ちゃんの浮世離れというか現実味が希薄な部分が好きです。
『女子高生、リフトオフ!』野尻抱介(ラノベ/スペースオペラ?)
SFとスペースオペラと宇宙ファンタジーの区別がつきませんごめんなさい。
さくさく読めて面白かったです。原住民とか訓練フェイズとか、好きなのですよ。終盤の展開はもう少し膨らませてくれると嬉しかった……というかあの時の彼女の心情がもっと見たかったです。続刊してるようなのでそちらに期待。