日記

いわゆるオタクの趣味語り日記。百合とラノベが主食ですが無節操。書痴。偏愛に妄想、ネタバレや特殊嗜好まで垂れ流してますご注意。 本家は二次創作サイト。

読書メモ。

最近刊行ほんのり人気?の某ライトノベルのキャラクターが前サイトで使っていたHNでして、書評/感想/レビューサイトさまを巡回するたび非常に微妙な気分になります。レンヤはなんかもう慣れました。(オフでも普通にこの名称で呼ばれたりするし。)あれは結局3年弱のお付き合いだったのかな……? 同人活動ではもうしばらく粘ってたか。本名も別に嫌いじゃありませんけどね。

『サマースクールデイズ深沢美潮(文庫/児童書/サマースクール)

著者紹介に『フォーチュン・クエスト』やら『デュアン・サーク』やらの文字が並んでいて噴いた。何やってるんですか。

ラストのシーンは中々でしたがそこに辿り着くまで延々と続く陰湿さが……うーん。片依存の片鱗がもう少し要所にあればまた瑞穂への印象も違ったんだろうけどなあ。

『マイナークラブハウスへようこそ! 1』木地雅映子(文庫/児童書/オムニバス)

どこかで見た絵と思ったら志村貴子さんでした。販促になってくれれば嬉しいなあ。

登場キャラクタの癖が強いから読む人は選びそうですが私ははまった口です。実はしばらく彼らのことばっか考えてました(笑)。導入話は微妙でしたが第2話からが物凄く面白い。あまりに自然に入っている「大人」視点の一章で完全にやられた、という感じです。ただ彼女の一日が切り取られただけで、何の弁明もないところが凄い。良いも悪いもここまでフラットに放り出されると怖いです。経済格差とか、社会的立場とか、単純な好悪に嫉妬当てつけ、存在しているのは当たり前だからこっちも折り合いをつけざるを得ない。「お前だけはそっち側に行かないでくれよ」にはぐさりと来ました。うんいつものパターン。キャラクタとして一番のお気に入りは裁縫少女ですけどね。勿論。正直好き過ぎて語り尽くせません(苦笑)。

あ、余談ですが女の子→女の子の話も極微量に。3行くらい?wこの子2巻で焦点当たらないかなー。

推定少女桜庭一樹(ラノベ/青春エンタテイメント)

僕っ娘と電波少女の逃避行。若さ幼さがぐっちゃぐちゃになった10代の鬱屈があまりに桜庭一樹でした。ロリポップとか赤×ピンクとか少女には向かない職業とか。……そんなに読んでる覚え無かったけど意外と読んでるな、桜庭さん。

百合じゃないけど女の子組の癒着っぷりは中々に楽しめます。……いや女の子組? ……でいいことにしておこう。

時載りリンネ! 3 ささやきのクローゼット』清野静(ラノベ/ファンタジー/魔法少女)

こういうタイムパラドクスものはずるい……。10年前(火の鳥)から弱いです。

そうかこいつら小学生だったんだなあ、と、ふとしたことで気づかされたり。小さい頃はどんなスーパー少年少女が出てきても賞賛や憧れの目で見られたのに、この頃はその年でそんな思考や言動は云々とつい思ってしまうのが何だか寂しいです。つまり主人公の言葉遣い凄いとかそんな話です。冒険シーン楽しかったです。

『凉宮ハルヒの溜息』谷川流(ラノベ/学園/文化祭)

あーあれがこうなってそうなるのね……と同人やアニメ界隈を多少さ迷った程度の奴が今更納得今更理解。長口上や講壇は、娯楽として読む分には楽しいですが理解できる気はしません。

『戦鬼 ―イクサオニ―』川口士(ラノベ/伝奇アクション/古代日本)

日本神話。もしくは反転日本昔話。

手下な妖たちのビジュアルがどツボでどうしようかと思いましたが性格はまんま獣だったのでなんとかセーフ(笑)。しかし限りなく自分好みな亜人絵だ……。

日本神話が引き合いに出ると大概小難しくって読み難くなる印象があったのですがこれは良かったです。自然だったし面白かった。主人公組の幸せ感とは裏腹な出雲組のラストにちょっとどころでは無く切なくなってましたが。そんな決着のつけ方で良いのか! とこっちが叫びたくなる。

……まあ途中で殺りんを思い出したのは私だけで良いよ。(そもそもあれは原作ではばっきり折れたフラグだよ。)

『小さな国の救世主 2 おざなり将軍の巻』鷹見一幸(ラノベ/ファンタジー)

シーデ……! ……この性格なら陥落しても仕方ないよね。男装少女な暗殺者とか、何その健気さ真っ直ぐさ。とか。

正直場違い主人公なんぞどうでも良くなってくる勢いで部族間のあれこれや政府側内部抗争が楽しいです。だってこの人なら必ず正義が勝利するハッピーエンドにしてくれるはずだもの。

レヴィアタンの恋人 Ⅳ』犬村小六(ラノベ/バトル/近未来)

泥沼フラグの乱立。

新進気鋭、日向コロニーの噛ませ犬っぷりには噴いた。お前ら……あれだけ知謀合戦やっておいて結局は力押しかよ……。

因縁愛憎クロス地獄の中、一番好きな交わりはやっぱり義理姉弟です。他諸々を見てると前世に限りたいところですがさてどうなるか。

マーメイドライン金田一蓮十郎(百合漫画/短編集)

ハレグゥの人か……!(あとがきまで気づかなかった。)

ジェンダー的に凄く複雑な百合カップルが大変好みでした。立場もですが何よりお互いの真摯さが良い。実は某レビューを見たときはこんなん百合として勧めるなよ! と思いましたがごめん私が悪かった。

人魚姫モチーフとか、限りなく悲恋に近い恋愛成就とか、他の話も良かったです。ゆっくりじんわり。

『柊小学校恋愛くらぶ 1』あづまゆき(青年漫画/恋に恋する小学生)

コミックハイの絵柄や雰囲気も好きです。

いけない大人が見ればロリロリですがその実結構ちゃんと思春期の女の子が描かれててごく一部を除けば保健や道徳の授業にも使えそうなノリ(笑)。練習とか言ってお姉ちゃんや親友にちゅーを迫ったり(実際にしちゃったり)する主人公たちに空気百合だなあとか和むのも多分いけない視点ですが(苦笑)。成長を気にするのはどっちも同じとかね。

『放課後オレンジ 1』くまがい杏子(少女漫画/中学生/陸上)

割とあらすじ+絵柄買い。読み終えてから掲載紙が少女コミックだと気づく。わお。

言われてみれば雰囲気は何処と無くエロティックかもなーとは思うものの取り敢えず一巻の段階では未だちゅーすらしてませんでした。陸上話だからか結構に爽やかですし。……少コミ系詳しい友人に今度お勧め教えて貰おうかな。

しかし真面目で低身長なスポーツ少年とか、ね! ポテンシャルからすればライバルの方が人気なのでしょうが、私は断然翼派です。