日記

いわゆるオタクの趣味語り日記。百合とラノベが主食ですが無節操。書痴。偏愛に妄想、ネタバレや特殊嗜好まで垂れ流してますご注意。 本家は二次創作サイト。

読書メモ。

なんだかカオス。

論理的な感想になってないのはいつものことです。

『関係する女 所有する男』齋藤環(新書)

後半のオタク論が非常に面白かったです。凄くスマートな立ち位置……というか敵を出来る限り減らした論壇。……いいなあ(笑)。

表題の男女論も中々ネタにするには楽しそうでした。同性愛ワールドでも、頑張れば、なんとか……といいますかきっとそのうちネタにしますw癒着書きたいなあ。

『まほろ駅前多田便利軒』三浦しをん(文庫)

……え、これで直木賞?w

なんというか……凄い時代になったなあ……。どうみてもBL。こういう怠惰な関係は大変好みであります。スパイス程度にビアンカップルも登場しますが、私がこういう紹介をするということはつまり男女関係も絡んでますので以下略。「私は」そういうの大好物なんですけどね……男→女←少女の3Pとかこの間うっかり書きかk

釈明しておくとマリみてではないです。マリみて、実は男女CPもBL物もいけますが私が書くのは百合だけです。聖蓉万歳。

脱線しまくってますが、一番のお気に入りは不良少年少女カップルだったりします。硬派で強いのに恋に不器用とか可愛すぎる。傍目にはベタ惚れバカップルなんだからさっさとゴールインするべきだよ(笑)。

なんて、オタク的妄想スイッチがばっちり入るくらいにはこっちの世界の雰囲気でした。続編あるんでしたっけ? 結婚してないかな。(えー)

『愛と癒しと殺人に欠けた小説集』伊井直行(単行本/短編集)

桜庭一樹読書日記に出てきた本の中から物色してみよう、と。

樹の話(またの名を露出狂の男の話)が印象的でした。病院まで冒険する短編も好きだけど、あざといくらいのジュブナイルが好きな身としては、淡白な味付けだなーとも(笑)。

『われら猫の子』星野智幸(文庫/短編集)

「紙女」の倒錯癒着共依存、平たくいえばヤンデレぶりが良かったです。奥さん怖い。だんだんと狂っていくところが醍醐味ですよね!

倒錯といえば「エア」も好きです。どちらかというと中二病な妄想がぐっつぐつに煮詰まってる感じですが全体的に乾燥させちゃったところが凄い。こういうエロとグロの融合g

『楽園まで』張間ミカ(新書/小説)

「何も望まないから、何も奪わないで」

10代……がいつの間にか自分より年下になってしまった……(笑)。

良い意味で同人界のような文体・展開で、最近こういうのに飢えてたので(シギサワカヤにはまってたのも一因/ああいうモノローグ連呼の世界観大好き)嬉しかったです。面白かった。「私だって」の独白のところとか好き。

見事に希望はないし客観的には絶望まみれなのに、暗いイメージがないんだよなあ……まさに雪上に太陽が反射してるイメージ。しんしんと彼女たちがふたり埋もれている。

『山本善次朗と申します 第一巻』槙ようこ(少女漫画)

……時代物じゃないじゃん!w

いや……時代物かー……うーん……というサイドでしたのでむしろ歓喜でした。自然とか(怖くない)霊感とか幼女とk

りぼんって小中学生対象なんだよなあ、とふと我に返ったとかまあいいかと開き直ったとか。もう新規開拓する気力はありませんけどね。