日記

いわゆるオタクの趣味語り日記。百合とラノベが主食ですが無節操。書痴。偏愛に妄想、ネタバレや特殊嗜好まで垂れ流してますご注意。 本家は二次創作サイト。

18-22

同人誌感想につき折り畳み。
作者様、苦情等ありましたら対応いたしますのでご連絡ください。

 


今日は砲雷撃戦ですが、もちろん通販組なので予約したものが発送されるのを粛々と待っています。薄い本ももううん千冊単位で持っているものの、きっとこのままコミケにもビックサイトにも足を踏み入れることはなく一生を終えるのだと思います。

そうそう、コミケと言えば2年前のコミケで田村ヒロさんが発行していらした瑞加賀本、「瑞加賀が夏を満喫するようです。」がWEB再録されていて、2年前心底欲しかったけれど手に入れられなかったので、昨夜からもうずっと読み返してはにやにやしています。ふたりとも素直可愛いのが本当にこの人の作品の魅力。浴衣加賀さんが見せてくるのがあの表情だというのも最高だし貴女を選んだ~と言ってしまうのも最高だし、瑞鶴も誘うのやめませんよーとか似合うと思うのになあ…とかさくっと言ってしまうところが格好良くて可愛い。照れてる相手を茶化すでもなく幸せそうなのがとても好き。再録ありがとうございました……!

 

やまとうた宵(カモノスさん)
大和×鳳翔。R-18。
最初は皆さんにお裾分け~などと言っておきながら、久々に会えた鳳翔さんが他の人と親し気なのにもやっと嫉妬する大和を受け止める鳳翔さんのしっとりえろ多め。表情のひとつひとつで表現されていくのがとても脳に沁みる……ラブいし甘いんだけど愛しいとか優しいとかの方が先に来る仕草がいちいち見ていて幸せで。おず…という効果音から紐を解く流れでのシーンがいっとう好きです。あと事後のわんこっぽさ全開のあれ。かわいい……!

 

冬のいちにち(カモノスさん)
大和×鳳翔。↑と一緒に買いました。こっちの方が発売日遅かったのでこの順番で。
同衾からの穏やかな目覚めから始まる鎮守府内雪合戦。「終わったら参戦ですね」のくだりに大変笑わせていただきました。卑怯な夕張とか容赦ない鳳翔さんとか龍驤や隼鷹の、らしさ、とかもとても楽しく、最後の和やかな鳳翔さんがトドメな感じで……「ええ、一緒に」からのあの笑顔で畳みかける様が……本当に……しあわせが過ぎる……

 

命につく名前(よひさん)
赤城×加賀。出会い編前編。
エースだもん!からの戦闘シーンがまず堪らなく好きですね……なんだかこういう、陸での赤城さんらしさを失わないまましっかり格好良く強い様って、存外見ない気がします。ここだけでずっと味わっていられるし次の龍驤とのやり取りを読んだ後でだとなおのこと美味しい……譲れないものと妥協と意地と、その結果としての出会いがまた。嬉しそうで楽しそうな赤城さんを堪能していたら(「まだまだ 足りないものだらけよ」と加賀さんに面と向かって言えちゃう彼女とかもうすごく好き)ラストがああだったわけですが。後編、お待ちしています。

 

二面性(ぎゃわさん)
加賀さん小説本。CPとしては赤城×加賀(赤城→加賀かも)になるのかな。PIXIVで全編読めます。
全体的に加賀視点&心情吐露で物語は進み、メインを張ってるのは加賀と瑞鶴。一周読み切ってからはひたすらに自己評価の低い加賀とそこから生まれる軋みをにやにや楽しむ作品だと思っています。もう何十周もPIXIVで堪能しているのですが、紙版はもうすっかり入手を諦めていましたが、縁あって手に入れられたので自慢がてら。赤城が加賀へ向ける感情の爆発と加賀が瑞鶴に手解きする中で何度も重ねられていく苦しみと、あの選択とそこからの流れが本当に理想のフィクション具合なのです。(「私の席なんてもう残ってない」「恥ずかしながら~」とか「私を使いつぶしたかったのではないのですか?」とか)この作品時空での話、もっと見たいんだけどもう流石に無理かなあ……ifはあったけどあっちは加賀さん普通に死んじゃってたしな……

 

楓葉とりどり(合同誌)
副題が受垣小説合同。その名の通りデレステ(私にとっては)の楓さん総受本。表紙が山田くろさん。パーフェクト。
一番のお目当ては七尾さんのかえみずでしたが、勿論最高でしたが、(あれだけ甘い様を見せつけておいて、苦い幸せを噛み締めたで〆られるところとか……!)DDなので他作品もまるっと美味しく頂きました。どの作品も事前事後の多幸感とどこかにほんの少し混ざるビター加減がとても良かった。「見えないだけよ」とか美波ちゃんへの誘い方とか。好きです。

 

難解罹患(山田くろさん)
引き続きデレステ、楓×美優。R-18。
もっとドシリアスかと思いきや存外可愛い展開でしたご馳走様でした。美優さんの告白に酷い言葉と態度をぽんぽん投げつけた楓さんが、いざ酷いことをする前に「無かったことにしてくれませんか」と言い出してくれるのが大変おいしかったですね性癖ですね……美優さんの対応力が、気弱だからこそのしたたかさでまたいいですね……「確かめてくださるんですか」とラストのあの展開とかね……。

 

ボーカロイドと終末少女(オカザキさん)
タイトル通り、VOCALOID×少女終末旅行本。しっかりコラボ、しっかり長編。
正直この本を楽しむために少女終末旅行に手を出した程度には長年の作者のファンなので、もう、堪能しましたの一言で片付いてしまうのですが。アンドロイドとしてのミクとして、とても王道でだからこそとても良かったです。「それを提示できていたら私達は棄てられていませんね」の台詞に籠められた感慨と裏事情とあの表情と、あっさり接がれる次の展開と。期待通りの。