日記

いわゆるオタクの趣味語り日記。百合とラノベが主食ですが無節操。書痴。偏愛に妄想、ネタバレや特殊嗜好まで垂れ流してますご注意。 本家は二次創作サイト。

18-04

冬コミ同人誌感想第四弾。
作者様、苦情等ありましたら対応いたしますのでご連絡ください。

 

蒼碧の航跡(ソラさん)
これまでの瑞加賀本総集編。再録されたどの本も初版時のものを持っているので、口を開くと驚異の8割方描き直された部分や描き下ろし部分のことを延々話し出す自信がありますが自重。瑞加賀好きならとりあえず買っとけ、という本が世に出てくれたことに感謝。ふたりとも真っ直ぐで不器用でだから可愛いんですよね……
ひとコマとして物凄く好きなのは(たぶん)談話室の欠伸してる赤城さんと川内に「どうして?」と返すふたりと「しっかりと慰めてもらうわよ」な赤城さんと……あれ、おかしいな趣味がバレる……シーンとして好きなのは「私と話すときは一拍~」のところです。もう……こういうすれ違いの仕方と歩み寄りの努力、CP萌えとして理想としか言えない……
とりあえずこの後の既刊ではいまのところ押せ押せな加賀さんのターンな感じなので、瑞鶴かわいいなあとにやにやすると同時に今後もとても楽しみです。「恋人に手くらいは出すわよ」ごもっともで、とか、キス魔って対外的に言われちゃうところとか……ね!

曇天切り裂くは鶴(下)(田村ヒロさん)
これまたぶ厚い瑞加賀本、完結編。ゲームボイス情報から組み立てると瑞鶴の方は加賀さん嫌ってないかもしれない、っていうのは物凄くわかりますしそれをこう描き切ってくれたのがとても幸せ。うれしい。
ということで(?)お約束のように翔鶴と赤城のターンが大好きだったんですよね……この悩みの吐露が、本当、ツボというか、刺さる……見えているものの違いに悩む翔鶴と悩むことさえやめたい赤城(&加賀)と……田村さんのハイライト消えた目、ボカロの頃から大好きなので本当……あのコマとか……本当……!
本ストーリーの瑞鶴はしっかり真っ直ぐで、加賀さんにも伝えきって、陰陽の陽側でしかないからこその救いがあって、だからこそ暗い部分を延々好きだと言っていたくなるんですが、もちろんそっちもとても良かったです。ああでもやっぱり、少しばかり妬いただけです、って言っちゃう赤城さんもいいなあ好みだなあ……

センパイコウハイ(すなぎもさん)
瑞葛と赤加賀前提で葛城と瑞鶴と加賀の3人メイン本。加賀さんに似てきた瑞鶴と、瑞鶴に憧れる葛城と、葛城をわかりにくく甘やかす加賀さん。加賀さんの、葛城に告げるときのあの表情がもう堪らないですよね大好きですね……「私は…当たり前のことをしているだけ」っていう加賀さんも大好きですね……生き辛そうで……とても愛しい……こんなに真っ直ぐ感謝も愛情も伝えてくれる瑞鶴も(たぶん、赤城さんの愛情も)あるっていうのに……
まことわれを~が実は一二を争う勢いで好きな赤加賀本なので、そういう意味で色々な邪念が入った自覚はありつつ、とても良い先輩と後輩にフォーカスが当たった話でした。

痴話言千日手かもたまさん)
アズレンの瑞加賀本(R指定)。CP的には加賀瑞……っていうこともないかな……割とリバってます。
嗜好としては断然加賀さん受の方が好き、なはず、なのですが、えろ最終頁の「どうなのだ瑞鶴」の加賀さんの愉しそうな顔が死ぬほど好みなのも、まあ、事実。思いのほか素直に(=残りふたりへのわだかまりはないままに)いちゃいちゃしており、「私がおまえを手籠めにするのだ」とか「こっそりしてますよね」とか、いちいち刺さるのが本当心臓に良くない……このページ数で何回白旗振れば良いんだ……凄く好きです……「めんどくさいセンパイ」に付き合ってあげるのがすでにらぶいのがとても良い。良かった。ご馳走様でした。