十年一昔
Twitterで便乗したおすすめ百合小説10選、一作者一作品縛りをしたのでぺいっと。
TLに投げたあと、しまった幽霊列車→展翅少女、PN変わってるけど同一人物だ……!と気づきましたが時すでに遅し。
適当に貼ったリンク先、忍者ブログ時代の記事は引越しの過程で改行がものすごく見にくいことになってますごめんなさい。……塵も積もれば山、というか、ちゃんと全部出てきた自分が怖い……っていうかキモい……
『展翅少女人形館』瑞智士記(ハヤカワSF文庫)
ゴシック、ロリータ、頽廃、SM、愛玩、自動人形。
つまりローゼンを邪に見ていた人はどうぞ。
前半ラストの壮絶なダンスがもうたまらない。
『どろぼうの名人』中里十(ガガガ文庫)
純文というには主義がなく、意味を掴むには曖昧で、文章を楽しめなかったら愉しさ半減な気はしますが勧め方としてはおねロリ百合だよ!といっておけばいい気もします。
『砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない』桜庭一樹(富士見ミステリー文庫)
色々な意味で、紛うことなく金字塔。
そのあとあちこちで新装版が出た……はず。「好きって絶望だよね」
『幽霊列車とこんぺい糖』木ノ歌詠
砂糖菓子に影響を受けたと明言されてたはず。↑が好きでしたら是非ともセットで。
『アイドライジング!』広沢サカキ(電撃文庫)
アイドル!で、バトル! プロレス的なパフォーマンスメイン!
ちょっと時代の方が追いつけなかった3巻モノ。出し直して、そして続刊して欲しいなあ……
『ニーナとうさぎと魔法の戦車』兎月竜之介(スーパーダッシュ文庫)
今なら割と真面目に、「ガルパンと艦これを足して割った作品」と言っても怒られない気がする。艦これリリースより前の作品ですけど。艦これの世界観でガルパンの雰囲気寄りで戦争してる。
『あなたがほしい』安達千夏
「熱帯夜」(『号泣する準備はできていた』)江國香織
『ナチュラル・ウーマン』松浦理英子
『ガラシャ』宮木あや子
一般文芸レーベルから、ビアンものいくつか。中山可穂も森奈津子も好きですが、偏愛してる作品がないままここまで来てしまいました。いつか出会えるといいなあ……