読書メモ（214）

2015年10月の読書メーター
読んだ本の数：48冊
読んだページ数：10029ページ

◆Ａに始まって黒バスに終わる。
いやむしろぐるっと回ってる。

『ダイヤのA』寺嶋裕二（少年漫画）
弟の本棚から抜けてた分をゲオで調達。公式ガイドブック2冊は自前で買いました。
夏大終盤くらいから加速度的に、大変楽しくハマらせて頂きました。努力は大前提の上で、それ以外の部分、オタ視点的には春市のキャラデザとか御幸がスポサンだったりしたのが良くなかった。とても良くなかった。
勢いのままに支部をあさり、薄い本を3冊程買ったら一先ずは満足した模様。今後とも楽しみです。

『ハイキュー!! 18』古舘春一（少年漫画）
黙々と白鳥沢戦。
個々の活躍に見せ場は勿論堪能しましたが、裏表紙に死ぬほど笑ったのでもうそれだけで充分です。

『LOVE SO LIFE 17』こうち楓（少女漫画）
『バガタウェイ 12』古日向いろは（青年漫画）
完結ふたつ。あああ……終わっちゃったなあ……
バガタのエピローグには割と真面目に多方面に「マジか！！」ってなってたので、えーとナンバリング（セカンドシーズンとか）して続刊しませんか。続刊っていうか、単発エピソードをぽつぽつ繋いだ短編集みたいなのを。下級生の年代がこれほど楽しみなスポーツ物も久々なんですが……

『薬屋のひとりごと 4』日向夏（ラノベ）
色々開き直りなさったのはいいものの、恋愛面では例のごとく空回りしかしていない壬氏さん、流石です。
もう相手が悪いとしか言い様が無いので、そんな悪趣味なところまで含めて好きなのは確かですがもう少し色々考えた方がいいと思います。
っていうのが本筋なことは承知していますが、「莫迦なくらい純情な男は、幼い頃に決められた婚約者にべたぼれだった」に死ぬほど泣いたし持って行かれたので、もうこのシリーズ、絶対に本棚から消せない。
これほどまでに救いの無い形にしなくたっていいんじゃないの、遊郭では一ヶ月も盛大な宴が開かれてたじゃない（あれもヒロインは廃人のままだったけどさあ……）とは思いつつ、この手の「報われない思い」を書かせたら脱帽するしか無い、ってのも、3巻の皇太后回でも思い知らされましたからね、そうね……
何もかもを引き受けて死ぬ者にはいつだって弱い。艦これ二次でも勿論そういうネタは大好きです。書けないけど。
公式ラノベも頑なに轟沈出さないけど、アニメ程軽率にやれとは言わないから、ハードボイルドな奴がひとつくらいでないかなあ……もう最旬は過ぎちゃったし、無理かなあ……

『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン (8)』宇野朴人（ラノベ）
アニメ化おめでとうございます。
女帝もマシューもとても良かった……苦しみながら喘ぎながら過去に縋りながら、それでも前に進み続けているのが 復活待ち組との対比でね……またね……
ナナクやポルミの成長ぶりもかなり来ました。新顔枠もラスボス変化フラグも今後がとても楽しみです。
主人公はそろそろ眠り姫やってないで起きてください。女帝の弱さと矜持はもう存分に堪能したので。

『Only Sense Online7』アロハ座長（ラノベ）
あれ、山男って、Web版だとふたり居ました……よね……？
リストラされてる……と思いつつ、（あのふたりのやりとり好きだったんだけどなあ、）大型クエスト自体は楽しめたので、まあ、仕方無いかー……
生産のターンもたくさんあって嬉しかったです。ライバルでも無いし、味方なんだけれどお互いの立場が元で発生せざるを得ない交渉なんかがとても楽しい。

『ソード・ワールド2.0リプレイfrom USA10 英雄之剣』ベーテ・有理・黒崎（リプレイ）
完結。あー、楽しかった！！
お疲れ様でした。これだけ続いたキャンペーンの最後が、明るくって笑える未来っていいなあ。
CP厨としては勿論ヒモ夫婦が一押しなので親の前での捨て台詞や借金完済エピソード、「いつの間にか」な日々がとても美味しかったです。うっかり先に読んでしまった11巻のほのぼの模様もね……「食器を下げる」とか爆笑したなあ……
借りたり買ったりで本棚では歯抜けですが、やっぱり揃えようかな。時折読み返してにやにやしたい。他のメンバーも勿論大好きです。

『異世界食堂 1』犬塚惇平（ラノベ）
異世界からやってくる人たちにこちら側の食事を振舞う食堂。すんごいツボでした……
1巻だと赤の竜とか代替わりに来た商人とかのがお気に入り。「なにこれ、おいしい！」的なのももちろん大好きだけれど、それを乗り越えた上で日常の一部になってるエピソードが良い。好き。
流行りのWeb発なのでこのあとWeb版を徹夜で読破してました。翌日死ぬかと思った。でも至福でした。
悪魔なウエイトレスちゃんの今後がとても楽しみです。雇用事情なんかは逆にリアルで地味に刺さりましたが、……法整備なんて無論無い時代の現実ってそんなもんだよなあ……

『彼女になる日 2』小椋アカネ（少女漫画）
真面目に女体化で両思いになった「その後」の話。
いや　もう　すんごい好き。というか続刊してくれましたやったー！　ヒロインの家族事情とか細かなエピソードとか、清濁併せ持ってる上で暗くなりすぎてないところがとても良い。
3巻予告の2016夏っていうのがそう遠い未来では無いという事実はとてもアレですが　こっからまた続刊してくれるんだやったー！！

『はやて×ブレード２ （３）』林家志弦
槙ゆかの家族構成に悶え転がっていたのは懐かしい思い出です。
はやブレも卒業したつもりはあんまり無いので、また書きたいなあ……本誌でゆかりのターン、そろそろ来ないかなあ……

『黒子のバスケ 23～30』藤巻忠俊（少年漫画）
未読分を駆け抜けて完結。
ラストの黒子の見せ場がとても美味しかったです。満足。
二次も読み専で実は割と手を出してました。ジャンプ作品二次の、王道一直線な世界に浸るともう捻りも衒いもなく幸せになります。パロでも未来でもifでも○○化でも、もう、ベタで良いのよ……しっかりキャラ立てしてくれてさえあれば……
むしろ二次の作者に偏執的に自分好みな人を見つけられなかったのが、こういうのんびりした楽しみ方で結局終わってしまった原因な気がしなくも無いです。何が言いたいって◆Ａは若干ヤバい気配がします。