日記

いわゆるオタクの趣味語り日記。百合とラノベが主食ですが無節操。書痴。偏愛に妄想、ネタバレや特殊嗜好まで垂れ流してますご注意。 本家は二次創作サイト。

読書メモ(155)

2013年10月28日 - 2013年11月3日の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:842ページ

あとは絵本。幼少時に有名作だけ読んでた作家のマイナー作品とか。

「楽園 13」
コレクターズと乙女ループがあれば生きていける。
いえ、○○も××も大好きですけどね!? と、打っていて、○○と××が執筆陣のおおよそ半数になった時点でそっとデリートキーに手をかけました。あと今号は扉の蒼樹うめがちゃんとえろいのが卑怯だ。

サエズリ図書館のワルツさん 2』紅玉いづき
表題作の、最後の最後の、この救済は、ずるいよなあ……。
祈りを束にしたらきっとこういう形になって、だけれどこうするしかなかったんだろうな、という物語。
併録のサトミさんは、初出の形態で2冊持ってるくらいには信者。好きな一節とかもう諳んじられるんじゃないかというくらい信者。

 

 


2013年11月4日 - 2013年11月10日の読書メーター
読んだ本の数:1冊
読んだページ数:222ページ

手持ちの薄い本を山ほど読んでたので、体感としてはむしろ結構読書してました。
本当に底冷えする真冬よりも、ひたひたと寒くなっていく晩秋の方が、聖蓉が読みたくなります。
一体マリみて本何冊持ってるのかは怖くて数えられません。エクセルに書誌データ打ち込み済だからその気になればものの数秒で判明するのですが。なにそれ怖い。

『あのひとは蜘蛛を潰せない』彩瀬まる
母親の愛情に、真綿で、絞められていたアラサー女子がみっともなく、それはもうみっともなくもがいて、親離れする話。
親子の愛憎と初心な恋愛がメインなのでしょうが、その舞台装置として大活躍な兄夫婦や職場の人間関係の方が好きでした。嫌なくらいリアルで、負の要素ばかりで、だから時折、蜘蛛の糸のような救いが生まれてしまう。もちろんそれを生み出すのは、彼女の努力なのですけれど。
決意としては「また、書きます」が一番のお気に入り。職場であの微笑みと嫌味をやり通せたのもすごく好き。