読書メモ。
2012年8月27日 - 2012年9月2日の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2412ページ
いい感じに減少中。
『悪夢の棲む家 (上) ゴースト・ハント』小野不由美
この話自体がどうこうというよりも、新装版4~5巻のあの展開をうっかり思い出してしまい、深夜に孤独に半死状態でした。
一人暮らしで困るのは怖い話を読んだときと瓶の蓋が開けられなかったときくらいですがそのふたつだけは……本当……。
他人の視点から見るとマイってかわいい奴だなあ……。ファンサービス回だけあってどのキャラが出てきたときもにやっとできますが。
『過ぎる十七の春』小野不由美
一緒に積年の積ん読から拾い上げ。
ストーリーの一直線具合にちょっと吃驚。
『疾風の剣 セント・クレイモア (2) 』榊涼介
新刊ついでに積ん読引っ張り出しシリーズ。
終盤の恋愛の甘酸っぱさ、にやにやはしましたが、ガンパレだともう迂闊にできないだろうなあ……。
『おとぎ話のゆくえ』一穂ミチ
商業BL。このひとのつくる世界が好きです。
片田舎の、箱庭めいた旧習はあたたかくて、そのあたたかさがリアルだからファンタジーなのに浮ついてなくて。……好きだなあ。
反面キャラ萌えはあまりした試しがありません。今回の彼も外道すぎる(笑)。
『神さまのいない日曜日VI』入江君人
世界を俯瞰的に書き出そうとし出して迷走してる感も、若干。
もっと狭窄気味に閉じこもってくれてもいいのよ……と思いますがそれじゃアイは成長できないのもわかってます。
しかしこれ着地点どうなるのかな……「世界を救う」願いが「かないました」で終わるはずないよなあ……。
青年漫画。
どんどん巻き込まれていく様に、どんどんのめり込んで行ってます。陰謀色自体はもうちょい薄めの方が好みですが、だからこそ窒息しそうなくらいの密度の濃さ。
巻末のエッセイページが好きな人なら、はまれるんじゃないかなーと思うので、こっそり布教を目論んでいます。エマとか皇国の守護者とか好きなら……?(引き出しが少ないので絶対もっと相応しい喩えがある……はず……
この漫画、一番ツンデレなのはバルツァーですよね(笑)。
一番好きなのはマルセルです。強者に痛めつけられながらも大事なものは絶対守り通すんですよ。かっこいいじゃないですか。
歌姫のターン。
煮詰まり具合が物足りなかったですが、こういう偏愛者にそう言われるってことはつまり王道に無難な巻だと思われ。百合要素は薄め。
『夢見る宝石と銀色の恋人 ダイヤモンド・スカイ』本宮ことは
最後の一幕が全てを持っていったので、早急に続きを読みます。
ティアの行方……はまあ(予想つくし無事だろうしどうせ助けられるんだろうし)いいんですが、彼女(ですよね?)のバックボーンが気になる。ちょっと影薄いなーと思ってたら……。
おばあさんとのやりとりはどれも好きです。というか大好きです。エルとの漫才を読み返すためだけにこの巻欲しいぐらい。