バイト書店員のメモとか抱負とか
レポート提出までの予定だけ立てて満足して3時間ぶっ続けでラノベ情報サイトのログたどってました。視神経ヤバい。気持ち悪い……。そして寒い。(阿呆です。)
今年一年は真面目にアンテナ貼ろう。ガガガもついに新刊配本が入るようになったしファミ通は特約制度開始で私の手の届く範囲じゃなくなったし、次はMFとビーンズを中心にしっかり売りたい。電撃の配本が死んできてものすごく恐怖だけどもうこれは頑張るとしか言えない……。メディアワークスなんて完全に切られましたしね!
MWに関しては全然売れてなかったのは確か。毎月買うわけじゃない自分が多分売上の半分くらい貢献してたしな……。ビブリア頑張れ超頑張れ。純粋に好きなので売れて欲しいし。
個別作品の話まで突っ込むとアレなのでここまで。
以下なぜか非ラノベ物の読書メモ。視点は相変わらずオタ全開でお恥ずかしい話です。
・『肉体の迷宮』谷川渥
人形愛は理屈としてはわかるけど、第4章の扉絵の美は脳が受容を拒みました。ぎゃー。
どっちかっていうと奇形愛なんかな、と後に氷解。一方で7章ピュグマリオン・コンプレックスはうきうきと読む。しかし球体関節人形と大理石像、一般から見たらどっちも特殊性癖である。
彫刻は触覚の芸術、とあって、納得した気になったものの、よく思い返して見ると疑問点も。というか人形のところでは別のこと言ってたような……。
うまくまとまらない。でも面白かったです。微エロ微グロ。7年前くらいに読んでたらずっぽりハマってたかもなあ……。
・『僕は君たちに武器を配りたい』瀧本哲史
啓発書。理論は形而上で論理的に、成功例は出すけど指針はそこまで。というずるさ、嫌いじゃないです。
・『境界の誘惑―小説と民俗の想像力』立松和平
思ったより軽く思ったよりずっとエッセイ。そして途中まで作者勘違いしてたことに気づく。(が、勘違い先が苦手な作家で、ありがたいことに綺麗さっぱり忘却できていたため、名前も代表作も思い出せず)
エッセイとしては面白かったけど、民俗とか境界とかとの結びつけには失敗してる感が、若干。
遠野物語が原文で普通に読めるということを発見したので春休みに手を出したい。そしてパロやりたい。枯れ葉とか戦争とか片つけてからにしろ自分。
・中井久夫行脚中/今5冊
既読作品で全集に再録物とか、ダブり部分は読み飛ばし。
どこかのあとがきにも書かれてたけど、恐ろしいくらい癖のない文章です。内容はともかく。読むのがとても楽。新聞読むときの脳使ってる感じがする。
話としては今のところ「いじめの政治学」を超えるのは出てないなあ……母の死に様はすごかったですが。パーフェクト・ゲーム……。この語り口じゃなくて、まっすぐ短編小説として書かれてたら絶対号泣してる。