日記

いわゆるオタクの趣味語り日記。百合とラノベが主食ですが無節操。書痴。偏愛に妄想、ネタバレや特殊嗜好まで垂れ流してますご注意。 本家は二次創作サイト。

せーよー

いつぞやの続きですが、わからなくても全く問題はないいつものぐだぐだいちゃいちゃ。

いい加減このシチュエーション書きすぎである。でも好きなんだよー。

「笑ってるでしょ」

「うん、笑ってる」

結局許してしまう私を、いつものように抱え込んだ聖は鼻歌まで歌ってる。

「……馬鹿にして」

「違うよ、蓉子が可愛いから」

「聖はそればっかり」

「本音だもん」

「にやけないでよ」

「蓉子が可愛いから仕方ないのです」

「仕方なくないわよ」

眉を寄せた私に眉を下げる。

腹の立つにやけ顔はそのまま。これ以上近づきようがないのに近づいて。

「ほら、機嫌戻して」

ちゅう、とさっきの歯形の上で音がする。

濡れた音はわざと立てただけ、これ以上痕をつけたらどうなるか、聖はちゃんとわかってる。

「いー匂い」

「遅いのよ、」

馬鹿。という悪態は呆気なく飲まれて消えてしまった。