『星へ落ちる』金原ひとみ
(単行本/小説/オムニバス)
なんか語ってるのが出てきました。
金原ひとみと言えば、先日雑誌で瀬戸内寂聴と対談してて吃驚しました。
不健全というか、当人なりに頑張って歩いてるのに前を向いてない。
根底を通じるのは無気力の海な作者だから余計違和感でぐるぐるするのか。その違和感が好きで読んでるんですけど。
星へ落ちる:
「私たちが会えなくなる理由を名称で知りたい。」
ずぶずぶに依存してる女の子がひたすら不倫相手に助けて愛してと連呼している。
僕のスープ:
ち ょ、 B L 展 開 か !
吃驚しました。でも良く考えたら蛇にピアスにもゲイは出ていた気がしました。
サンドストーム:
ひどい女だなー(笑)。でも純粋じゃない恋愛なんてないよね。
左の夢:
ストーカーのターン。
粘着してるなあ、とかいいたかったけど、前述のふたりよりよっぽどまっすぐな未練というか段々可哀想になってきました元彼。駄目な男には違いないんですけどね。
虫:
書き下ろし。
結局憑かれた人が変わっただけという。