日記

いわゆるオタクの趣味語り日記。百合とラノベが主食ですが無節操。書痴。偏愛に妄想、ネタバレや特殊嗜好まで垂れ流してますご注意。 本家は二次創作サイト。

読書メモ。

紅玉いづきが今月メディアワークス文庫進出だそうで、無駄にテンションをあげているレンヤです。まあ正直あの人は児童書や一般文芸行った方が評価される気がします。雪蟷螂の挿絵は愛し過ぎてちょっと怖いくらいなんですが(笑)、ああいう系統なら児童書でも付く気がしますしね。単行本の守り人やバッテリーのイラストも大好きです。

『キャラ化するニッポン』相原博之(新書)

2007年発行。

全体的に理解というよりは既知事項の整理と納得に役立つような新書でしたが、6章の「消費・ブログ・ケータイ・セカイ化」は面白かった。今ならツイッター辺りも話題にあがるのかな。

『セレモニー黒真珠』宮木あや子(単行本/小説/オムニバス)

『花宵道中』や『白蝶花』を狙ってたのですが今のところの御縁は無かった模様。また気長に探します。

葬儀屋が舞台、モノクロ版画な装丁、何せ『雨の塔』の宮木あや子、とどれだけ陰惨な展開が来るかと身構えてたら意外なくらい明るい話でした。いや明るくは無いけど普通に良い……というか素敵?な連作。皆エゴまみれでもがいてるけど救いも用意されてるとでも言うのかな。平然とエグい部分はぽんぽん放られてくるのに話全体が醜くはならないんだよなあ。

後日談的感慨として幸せな気分になったのは「あたしのおにいちゃん」ですがお気に入りは「木崎の秘密」。いや木崎×笹島のあれこれが好きだってのもあるんですけどね。

『風よ、万里を翔けよ』田中芳樹(文庫/時代小説/中国)

男装して隋朝煬帝の徴兵する兵役についたある少女の戦記。歴史小説に好きな要素がくっついてくると捉えればとても幸せですが、異性装とか恋愛とか目当てにすると多分残念なことになると思われます。ひたすら戦い続けで時代が進んで行く物語です。

つまりは主人公が少女なだけでモチベーションがあがる単純な性格の勝利(笑)。まあ少年でも盛り上がるんですけどね!w

デルフィニア戦記 第Ⅳ部 伝説の終焉』茅田砂胡(文庫/小説/ファンタジー)

何だかんだで通学時間縛りの中読みきってしまった……。この本気度合いは別のところで活かすべきだとは恐らく自分が一番思ってます。

1(闘神達の祝宴):結婚騒動に終幕。ポーラの好い人ぶりにふたりしてやられてる仮面夫婦が素敵です。

2(紅の喪章):いよいよ異世界軸が絡み出した。

3(勝利への誘い):タウやスケニアが好きなのは多分刷り込みの問題。半ばくらいは条件反射なんだから仕方ない。

4(伝説の終焉):真打ち登場。まあ私はシェラ編の方に色々もってかれましたけどね勿論。「全員死ね」とかかっこよすぎです。

5(遥かなる星の流れに/上):最終決戦。最もここまで来て負けることは有り得ないので安心して盛り上がります(笑)。

6(遥かなる星の流れに/下):えっと、三角関係は、そのままなんですかwある意味当然の幕の引き方に感無量でした。

『やおろず』古戸マチコ(単行本/ウェブ小説/オムニバス)

人気を博した一次小説を加筆修正して~という流れの奴です。珍しくも少女小説寄りな作品。個性的な八百万の神さま方と彼らが見えるようになってしまった女子大生のどたばたコメディ。とまあ、あらすじだけでだいたいの予想はつきそうな内容なのですが中々面白かったです。ゆるめの民俗学ものとしても良いんじゃないかな。柳田國男曰く~のようなかっちりした蘊蓄ものも悪くは無いけどそればかりでもね。

家神も道祖神も可愛いけど一発で陥落するくらい好きなキャラは見つけられず。続刊してるみたいなのでそちらに期待しておきます。現状はノロくんが暫定一位……? マジか(笑)。

灼眼のシャナ ⅩⅠ』高橋弥七郎(ラノベ/ラブコメ/学園祭)

過去編番外編は飛ばしてます。

学園祭前編。日常パートに終始するのかと思ったらしっかり不穏でした。祭の中でのバトルになるのかー。お約束の数々は楽しかったですごちそうさまでした。

リリアとトレイズ Ⅵ 私の王子様(下)』時雨沢恵一(ラノベ)

大遅延で買ってきたは良いけど数枚捲った段階で、あれ、これ読んだことあるぞ……? とw図書館で借りたのかな。というわけで再読ですが補完。次はメグとセロン、になるのかな。