読書メモ。
まだ春までたどり着けていないという事実。
いやでもここまで来たら何か意地です(笑)。SSしか要らないよって方はごめんなさい。インプットとアウトプットを交互にしないとうまくまわっていかないんですよ。
『ハリーポッターと死の秘宝』J.K.ローリング/松岡佑子(児童書/最終巻)
一言で言うならジャンプの世界。訳者のあとがきによると「愛・友情・勇気」だそうです(笑)。裏切り有り、改心有り、差別と偏見をうち壊し種族の壁をぶちやぶって、嫌なあいつは実は良い奴で最後は総力戦。死者とのやりとりでついに噴いた。いやまあ親世代好きーですから、嬉しかったですけどね。BL全盛期はシリルやセブリマ読んでたっけなー……。(遠い目)……なんかこんなところですみません。子世代は普通ーにこの組み合わせが好きです。ハーマイオニーなんて私みたいな人にはもう……ね。あれとかあれとか素敵な見せ場でしたよね。
『風の王国 黄金の檻』毛利志生子(ラノベ/歴史ファンタジー)
うああああ。明るい展開はもうしばらく見れなさそうな予感……。
子世代の今が気になるので裏話短編枠くらいで良いから次巻に載せてくれないかなあ。
2冊目にして既に信者。人喰い三部作の第一部(そしてデビュー作)です。
まあストレートな話なのですがぼろぼろ泣けます。ストレートにえぐられます。頭の足りないミミズクの語り口とか最初どうしようかと思いましたが途中から引きずられ呑み込まれました。すごい。
何書いても蛇足にしかならない気がして歯がゆい。未熟だなあ。みんなの行動の理由がわかるから背反するふたりにも対立するものたちにも共感できてどうしようもなくなるんですよね。うああ。
『ROOM NO.1301 しょーとすとーりーず・すりー/ふぉー』新井輝(ラノベ/ラブコメ/アパート)
変則的なのは市の図書館の貸出し事情のせいです。人間関係の歪さが好み過ぎるのでまあそのうち買うと思います。
しかしホタル可愛いなあ。挿し絵的に好きなのは鍵原のちら見どころじゃない酔っ払いショットでしたが。あーまあ、ね……。
そして彼女の純情っぷりは異常。ファンタジーですね。全体としてもどろどろなのにどこか清涼。ファンタジーですね。
『レヴィアタンの恋人 Ⅱ~Ⅲ』犬村小六(ラノベ/近未来異能バトル)
ユーキがだんだんと普通にかわいく思えてきました。修行や別れやの過去編がおいしくて邂逅の時を想像するだけで楽しいです。生きていればどうしても増えてしまうしがらみがね。双方にまとわりついて対峙ですよ。修羅場ですよ。うきうきですよ(根暗)。いやまあ過去編自体好きです。痛いし痛いし重たいし。ファンタジー内で楽しんでおかなきゃ不味い領域ですけれども。(児童監禁虐待調教/微妙に語弊有/微妙?)
文体好きーでもあるので当分は追いかけます。
私的には3巻が最盛期だったのですが今回のあとがきで納得。美しかったですよね収束。
A面B面のプロローグエピローグに今回もさっくりやられました。やーめーてー……。
『精霊の守り人 1』藤原カムイ/上橋菜穂子(少年漫画/児童書原作/アジアンファンタジー)
やっぱり欲しくなりました。括弧の区分は帯か書評か何かで見たアオリです。
今のところ雰囲気が理想とかなり合致してるので幸せ。ちいさな頃憧れた世界ですから……ね。中々妥協できないんですよ(笑)。アニメはラストがなんかすんごい改変されたみたいですが、げ、原作ベースですよね……?
『鬼ごっこ 2・3』黒柾志西(青年漫画/百合要素有…り?/人外もの/微エロ)
百合度は減ってきましたがその反動かガチな少女はすぐに鼻血を出すようになりましたね(笑)。私? 異種間話大好きですもの。お兄ちゃんいい子じゃないですか。可愛いなあ。
正直頼子と綺燐よりシノちゃんや虚颯くん相手の方が好きです。え、依存? 何それ?
微エロは好きだけど幼女に対し指2本は無いよなー。(誉めてます。)